待望の第1子♡~産まれた我が子は口蓋裂でした~

H27年冬、待望の第1子を出産しました!産まれた子は口蓋裂、産まれてからの悩みや、手術について、色々書いてみようと思います。

術後1日目

術後1日目を手術が終わってすぐの日にします。



術後は熱が出る、と聞いていましたが、

やはり熱が9度近く出ていました。


点滴も繋がっていました。



熱が下がって

ご飯もお口から食べられるようになれば、

点滴は外しますと言われていました。





この日は、

体も口も辛いのか、

ずっと寝っぱなしでした。

手術まで

手術前の検査は全てクリアし、

あとは入院の日を待つばかり。




入院の日まで風邪を引かせてはいかないと思うと、

それまでの生活は少々神経質でした。




無事に入院の日となり、

主人・私・娘・私の母とで

病院に向かいました。




受付を済ませ、

病室に案内され、

看護師さんから色々説明を聞き、

色々な紙にサインをし、

入院当日は娘は遊び放題でした(笑)



キッズルームで楽しそうに遊ぶのを見て、

次の日の手術を考えると

とても胸が痛みました。



お昼もおやつも食べ、

お部屋では持ってきたDVDやテレビを見たり。



入院当日の夜はグッスリ寝てくれました。





手術当日の朝。


手術は10時からでした。


7時から飲食禁止と言われていたので、

6時半に娘を起こし、

水を飲みたいだけ飲ませました。




この飲みたいだけ飲ませたのが

いけなかった。




7時、主人が部屋に来ました。

7時半、

なんだか急にぐったりし始め、



主人が

「何か様子おかしいぞ?

ナースコールする?」




と言い、



「とりあえず熱計ってみようか?」



と言っていた矢先、


主人に抱っこされていた娘が

いきなり嘔吐!




急いでナースコールを押すと、

すぐに来てくれた看護師さんは、

体温計を貸してくれ、

熱を計ると



38.9度も熱が!!





こりゃ、今日の手術は無理か?


と思ったけれど、


環境が違うせいで熱が出る子も居るんだそうで。




何故か手術は予定通りにすることに。



でも熱が下がらない時には

手術は中止にします、

と言われました。




手術室に入る少し前に

もう一度熱を計ると、

37.8度までになっていました。





部屋で待機していると、

看護師さんがお迎えに来てくれ、

私は娘を抱っこしながら、

看護師さんと手術室まで向かいました。



手術室に着くと、

手術室担当の看護師さんに

娘をお願いしたのですが、


娘は泣くし、

私も泣いてはいけないと思えば思うほど、

涙が止まらず、


何度も何度も先生方に頭を下げながら、

手術室を後にしました。





部屋で待っている間、

主人に朝ご飯食べておいで!

体力付けなきゃ!


と言われ、


持ってきてくれたお弁当を

別室で食べようと思うが、

娘が心配で喉を通らない。


でも体調崩したら大変と思い、

食べられるだけ食べました。





娘は無事手術を受けられるのだろうか。

熱が下がってくれるだろうか?



そんな事を考えていると、


看護師さんが部屋に来て下さり、


熱は問題ないとのことなので、

これから手術始めるそうです!



と伝えに来てくれました。





手術予定時間より、

1時間遅れての手術開始です。



手術が出来る安心と、

これから手術が始まるのか…

辛いよね、怖いよね、ごめんね、綺麗に治るように頑張ろうね



と心の中で思い、

主人・私・私の母で部屋で待っていましたが、

誰一人会話はありませんでした。





3時間後、

看護師さんが部屋に来て、


「手術が終わったと連絡が入ったので、お母さん一緒に迎えに行きましょうか!」



と言われたので、

看護師さんと一緒に娘を迎えに行きました。




麻酔で寝ているのかな?

と思ったら、

目をパッチリと開けて起きていました。



この時の記憶が曖昧、というか、

情けない話し、

私はこの時、

自分で娘と部屋に戻ってきたのに、

部屋に着くまでの間の記憶がほぼありません。





部屋に着き、

看護師さんに


「ご家族の方は部屋の外で

少しお待ちください。

すぐにお呼びしますね。」



と言われ、

2~3分、

廊下で待っていました。


「お入りください!」



と呼ばれ部屋に入ると、


酸素マスクを付けた娘。


口元は血だらけで、

唇は少しだけ腫れていました。


血がまだ出ているせいか、

呼吸も凄く苦しそうでした。




頑張ったね、頑張ったね、

何度も何度も褒めました。


大人だって怖い手術。

それを一歳半の子が頑張った。

本当に胸が苦しかったです。

お久しぶりです!1才半手術。

お久しぶりです!


何だかんだ毎日バタバタしており(>_<)


ただ今2歳9ヵ月の絶賛イヤイヤ期の娘...


毎日戦いです(笑)







いきなり1歳半の手術のことに

飛びます!


手術までは、

月1ペースで口腔外科・耳鼻科に通い、


耳鼻科では脳波検査・CT・MRIもして、

結果、滲出性中耳炎と診断されました。

脳波検査では、伝音性難聴と言われ、

滲出性中耳炎が治ったら

聞こえもだいぶ違うだろうと言われていました。




手術をするまでに口腔外科で

沢山の検査をしました。


尿検査・血液検査・心音検査...


お口の型取りなどもしました。




血液検査と型取りは付き添い出来ず。


型取りなんて待合室まで苦しそうな

泣き声が聞こえてきて、


待合室で涙を堪えていた自分。


娘が頑張ってるんだから、

強くなれ自分、と言い聞かせつつも


申し訳ない気持ちでいっぱいでした。